PMが思う人材マネジメント その2:【居てほしくない人】

チームビルディング

こんにちは、ちくわぶです。

仕事において人材マネジメントは不可欠なことですよね。

人材にも様々種類がありますが、大別して3種類だと思っています。

この大別だけでは曖昧なので、PM(プロジェクトマネージメント)を経験した私の経験上からより詳細にご紹介したいと思います。

このブログは3部構成になっていて、この記事では【居てほしくない人】について記載しています。

居てほしくない人

居てほしくない人とは、居るだけで業務の妨げになったり、チームの雰囲気を壊してしまうような人です。

ただ、大概のプロジェクトは人手が少ないので、そういった人でも何とか戦力にしていきたいものです。

私の経験では、大概の人は最初は取っつき難くてっも、ちょっとした付き合い方の工夫で協力者に(居てほしい人に)できるものです。

こういった程度の人であれば、どのプロジェクトでも1~2人程いるのが普通だと思っています。

ちょっとした工夫ではどうにもならず、居るだけで害悪になってしまうような人のことをここでは【居てほしくない人】として定義します。

ここまで酷い人となるとそんなに多くありません。私の体感になってしまいますが割合でいうと1%いるかいないかではないでしょうか?

ただ、人数は少なくても【居るだけで害悪】なのでプロジェクト全体の進捗が悪化したり、他のメンバーにとって悪いストレスになってしまうので居てほしくない人は最終的にはプロジェクトから除名するしかありません。

居てほしくない人を減らすには?

「この人、居てほしくない人かも?」と思っても即座に居てほしくない人判定をするのは得策ではありません。

PMといったリーダーにとってチームビルディングを含めてチーム内の人間関係をよくすることも役割の一つだからです。

そのため、あなたのリーダーとしてのチームマネジメント能力が低いと上司から判断される可能性もあります。

まずは、関係を改善するための工夫を行い【工夫にかける手間】>【プロジェクトから外すための手間】となったらプロジェクトから外すための作業に切り替えるのが得策です。

ちょっとした工夫で居てほしい人に変えていく

まずは、一般的に言われるようなコミュニケーションの工夫などを行って味方についてもらう努力をしてみましょう。

一度味方になってしまえばその後はそこまで気を使わなくてもよくなるものです。

  • 指示するのではなく「助けてほしい」とお願いする
  • 注意はせず理由を説明して諭す
  • ちょっとした雑談をしに行く

この程度の手間で味方につけられるなら大した問題ではありません。

問題は前述したように、関係改善のための手間の方が、メンバーから除外させるための手間より上回ってしまう場合です。(【工夫にかける手間】>【プロジェクトから外すための手間】)

別プロジェクトへ異動させる

残念ながら関係改善のための努力も実らない場合は、早々にプロジェクトから除外する手段をとるしかありません。

なぜなら【居てほしくない人】は【居るだけで害悪】になる人だからです。

関係改善の見込みがないなら早期に手を打たないと害悪が広がってしまいます。

具体的な方法としては、人事権を持つ人に訴えかけるのが有力です。

ただ、メンバーの異動というのは人事権を持つ上司にとっても手間です。

「あの人はうまくチームに馴染めないので外してもらえないでしょうか?」程度の説明ではなかなか動いてはもらえないでしょう。

以下の視点を踏まえて説明すれば、上司にとっても決断しやすくなります。

  • 数値化した発生している課題(日程の遅延、金額的損失)
  • 発生している課題と【居てほしくない人】との関連性
  • 【重要】このまま放置した場合の将来の損害見込み

また、上司からすれば確認したくなるポイントがあります

  • 【超重要】除名することでプロジェクトは改善するのか?(居ないよりマシではないのか?)

この質問にYESで回答できないのであれば除外は難しくなります。

しかし、前述した【居るだけで害悪】であり、【工夫にかける手間】>【プロジェクトから外すための手間】という条件を満たしているのであればYESという回答になるはずです。

仕事を振らないはという方法は注意

【居てほしくない人】とは、関わり合うほど毒をまき散らされてしまいます。

そのため、その人には仕事を振らない(実質、居ない状態にする)という方法もあります。

ただし、この方法を多用することはお勧めできません。理由は下記です。

  • プロジェクトの人員に余裕があると思われてしまう。
  • 仕事をさせないというのはハラスメントと捉えられてしまう場合がある。

そのため、除名すると決断してから除名するまでの暫定的な処置といった扱いにするのがお勧めです。

参考:追加人員の要請のコツ

除名にはうまくいったものの人員減には変わりありません。

【居るだけで害悪】な人がいなくなったので本来はマシになったはずですが、できることなら追加の人員が欲しいところです。

とはいえ、そんな融通が簡単にできる場合は多くありません。

それでも【上司が融通してくれやすい頼み方】というものはあります。

【別プロジェクトメンバーとの交代を願う】

この対応だと、各プロジェクトの頭数は変わらないので、上司としても調整しやすく有力な方法です。

ただし、その場合【居てほしくない人】はあくまで【自分のプロジェクトには合わなかった】といった言い方をしておかないと、今度はPM同士の人間関係に影響を及ぼしてしまうのでご注意を。

まとめ

【居てほしくない人】というのは本当に【居るだけで害悪】となるため、早めに手を打っておかないとプロジェクト全体の雰囲気や進捗を悪くしてしまいます。

とはいえ、その人も必ずしも悪人というわけではなく、誰でも持っている良くない面がそのプロジェクトでは特に悪く影響してしまったという相性の問題と考えるのが得策です。

PMといったリーダーの立ち位置としては、その人の人間性に言及するのではなく、プロジェクトに残ってもらって作業してもらうのと、除名するのとではどちらが生産性が良いか?という視点で判断するのが良いです。(そう考えないと個人攻撃とみなされる場合もあります)

例外的に言えるのは、明らかなコンプライアンス違反を犯すような人は【居てほしくない人】ではありますが、プロジェクトが抱える問題ではなく会社が抱える問題です。

本記事の趣旨と逸れますが、こういった場合はコンプライアンス通報窓口などに相談しましょう。

PMが思う人材マネジメント その1:【居てほしい人】
PMが思う人材マネジメント その3:【居ても居なくてもいい人】

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