PDCAサイクル:フレームワーク

ビジネス

PDCAサイクルとはものごとをよりよく改善していくための基本的なプロセスです。

下図のようなマークで紹介されることがあるかと思います。

PDCAサイクル

恐らく多くの方が聴いたことのあるフレームワークで、PDCAサイクル自体がテーマとして取り上げられるのは新入社員研修といった場面が多いと思われます。

似たフレームワークでOODA(ウーダ)ループというものがあります。

PDCAサイクルは計画や予定が先行しているのに対し、OODAループは現状判断による行動優先のフレームワークです。

着実な積み上げが必要な作業ならPDCAサイクルの方が向いてます。

即断即決が求められる作業ならOODAループの方が向いています。

PDCAサイクルは古いという意見もありますが、計画を立てて旅行するのと、無計画旅行とで楽しみ方が異なるのと同じで新旧の問題ではありません。

P:計画(Plan)

Pは”Plan”で、これから何を行うべきか計画するステージです。

プロジェクトの目的や、そのアプローチはどうするか?を計画します。

企画書や要求仕様書の作成はこのステージにあたります。

まず【計画を立てる】という当たり前のようなことですが、これが十分に行われないと、どこで、誰が、いつ、何を、何のために、どのように(5W1H)が曖昧になってしまいます。

D:行動(Do)

Dは”Do”で、計画に基づき実際に行動します。

生産計画に合わせ工場を動かしたり、要求仕様書に基づき開発作業を行うステージです。

【計画に基づき】という点が重要です。

また、行動記録を付けておくことも大事です。後の確認の工程で検証しやすくなります。

C:確認(Check)

計画と行動した内容を確認し改善点を見出すステージです。

例えば製品不良率を下げるためにはどのような工夫が必要なのか?といったことを検証します。

製品の不良率といった【結果の情報】も大事ですが、行動記録があれば【工程の情報】も扱えます。

改善点(悪かった点)だけでなく、良かった点の要因も分析することもお忘れなく。

A:改善(Action)

確認のステージで見出された改善案を実行するステージです。

例えば社内の基準書に反映させるといった作業です。

ここで大事なのは改善が”確実に”行われることです。

マネージャなど評価者にあたる方は、改善案が具体的には何に反映されたのか検証すると良いでしょう。

また、良かった点は促進案件として継続されるようにしていくとよいです。

重要なのはA(改善)→P(計画)に戻ること。

PDCAサイクルで「サイクル」と呼ばれる所以はここにあります。

改善策は、次のプロジェクトの計画に反映されなければなりません。

逆に言えば「P」の計画では過去の改善策が参照されていなければなりません。

これにより次回のPDCAでは一歩前進したサイクルとなります。

そのため、「サイクル」と呼ぶよりは「螺旋」を描きPDCA自体が向上していくイメージの方が近いかもしれません。

まとめ

PDCAサイクル自体は改善活動の基本概念のようなものなので、これ単体で扱うケースはあまりないかもしれません。(多分ないです)

例えばP(計画)を考える工程の中にもPDCAのサイクルが存在しますし、C(確認)の工程ではなぜなぜ分析といったより具体的なフレームワークが役に立ちます。

このように、他のフレームワークと組み合わせたり、各社独自に持つ作業手順を用いることで概念から具体的作業に明確化させることができます。

ブログランキングに参加しています。応援よろしくお願いします↓


ビジネススキルランキング
タイトルとURLをコピーしました